梅雨の晴れ間のにじのたね

梅雨はどこへやら。
今日も暑い一日でしたが、どんぐり小屋の日影は、時折涼しい風が吹いていました。

どんぐり小屋もすっかり夏の景色。
卒どん生が植えたプラムの木にたくさん実がつき、ちょっと味見。
もぎたての果実を頬張れるなんて貴重な体験です。

今日は、未就学児さん1人、小学生3人と中学生2人、お父さんお母さん、そして見学に来てくれた子が2人とにぎやかでした。

今日は、みんなでプラムの収穫。
どれが美味しそうかを見極めながら収穫し、丁寧に磨くと、ピカピカに光ります。
そんな小さな発見や手ざわりの体験も、きっと子どもたちの心に残ることでしょう。

先日、とこちゃんがエノキとクヌギの木にロープをかけて、長いブランコを作ってくれました。
このブランコは大人気。

大きく揺らしたり、クルクル巻いて回転させたり、どこまで登れるかチャレンジしたりと、思い思いに楽しんでいました。

ロープが1本ぶら下がっているだけなのに、どんどん遊びが生まれ、大人たちも思わず見入ってしまいます。

ふと、あの高い枝に、どうやってロープをかけたんだろう?と思い、とこちゃんに聞いてみたところ「木に登って結んだ」とのこと。さすがです!

その後も、子どもたちは自由に過ごしていました。
ブランコ、野球、木登り……。

見学に来てくれたMちゃんが、高い木にスイスイ登っており驚きです。
「怖くないの?」と聞くと「小さいころ、木登りをしてたから」と。すごかった!

ふとした瞬間から新しい遊びも生まれました。
Hくんが木槌で土を叩いたとき、「その振動でジャンプしちゃった!」と冗談交じりに言ったのをきっかけに、「木槌のタイミングに合わせてジャンプ遊び」。
ときにはフェイントも交えながら、単純だけれど大盛り上がり。
何気ないやりとりから自然に遊びが生まれるのっていいですね。

Yくんが、木の切り株で不思議なものを発見。
カマキリの卵?ミミズの卵?それともキノコ?
つついてみると固い。虫博士のYくんにも分からず、写真を撮って、詳しい人に聞いてみることになりました。

一方、大人たちもそれぞれの楽しみ方をしていました。
あるお父さんは、キャンプファイヤーの組み方を熱心に研究中。
今後のイベントで、こどもたちと一緒に楽しむための事前準備とのこと。

大人にも、日常を離れて童心に帰る時間が必要ですね。
何も考えずにただ遊び、楽しいから笑い、なんてことのない会話をする。
そんな時間が、ふと心を軽くしてくれるのだと思います。

「にじのたね」は、そんなふうに、子どもも大人もほっとできる場所でありたいなと思っています。

次回のにじのたねは、7月19日。
暑さ対策で、時間を午後2時から5時に変更します。

 

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